ご祝儀の渡し方 親族の場合!10万円って相場?夫婦のご祝儀袋の書き方

生活の知恵

親族の結婚式、特に自分の兄弟姉妹の結婚式になるとご祝儀の額も大きくなりがちですね。そんな時、気になるのがご祝儀の渡し方です。頻繁に会えない兄弟姉妹ならなおさらですね。

ここでは、ご祝儀の渡し方、親族の場合について、ご祝儀の額10万円って相場なのか、夫婦で結婚式に出席する場合、ご祝儀袋の表書きの書き方についてご紹介していきます。参考になさってください。

ご祝儀の渡し方。親族は当日渡しても良い?

結婚のお祝いの形としてご祝儀があります。

友人として招待された場合、結婚式当日に受付で渡すことが一般的ですが、親族の場合って迷いますよね。

お祝いの場で失礼な行いは避けたいものです。

親族にご祝儀を渡すベストなタイミングとはいつなのでしょう。

結婚式の一週間前までに渡すのがマナー

本来ご祝儀とは結婚式までに渡すのがマナーとされていました。

親族の場合は新郎新婦との関係性などによりますが、結婚式までに会う機会があるという場合はその時に渡すのが良いでしょう。

兄弟などの親しい間柄であれば直接手渡しをして、式までにお祝いを伝えると新郎新婦にも喜んでもらえるでしょう。

当日は何かとバタバタしてしまうことも予想されるので、事前に渡すことが可能ならばそのほうがスマートです。

ただし、結婚式の直前では新郎新婦もバタバタしてしまうので最低でも式の一週間前までにしましょう。

当日しか渡せない場合は渡し方を新郎新婦に相談しよう

なかなかタイミングが合わず、当日しかご祝儀を渡すタイミングがないという方もいるでしょう。

そういう場合は当日に渡すのも問題ありません。

当日に新郎新婦本人に渡すという方法のほかに、受付に渡すか、新郎新婦の両親に渡すという方法があります。

新郎新婦にとって一番都合のいい方法を相談し選択しましょう。

親族のご祝儀に10万円って、どう?相場ですか?

親族のご祝儀の場合、友人に渡すご祝儀に比べ高額になる場合がほとんどです。

また、個人での招待なのか、夫婦での出席かによっても金額は大きく異なります。

夫婦での出席の場合は最低でも7万円は包もう

そもそもご祝儀の金額で相場となるのは、当日の料理や引き出物の金額を目安に考えます。

一人当たり結婚式場の料理は大体1万円から1万五千円程度が一般的とされています。

それに加え引き出物が5千円くらいと仮定し、そこにお祝いの気持ちを加え3万円という金額が浸透していますね。

夫婦の場合は単純に倍で計算し6万円ですが、結婚式のご祝儀の場合割り切れる偶数は縁起が悪いとしてマナーとしてはよくありません。

そうした意味合いから、夫婦での出席の場合は最低でも5万、新郎新婦との関係によっては7万円程度を包むのがいいでしょう。

さらに新郎新婦が親族の場合は少し上乗せし10万円を包んだとしても決して高額というほどの金額ではありません。

親密度やご自身の年齢などから、奮発して30万程度までなら許容範囲かと思います。

ご祝儀の金額はあくまでも目安、お祝いしたい気持ちを一番に考えよう

ご祝儀の金額については新郎新婦との関係などにより高額になる場合もあります。

いくら準備するかといったことは確かに重要ですが、一番大切なのは新郎新婦をお祝いする気持ちです。

ご祝儀という形をとらずお祝いとして何か品物を贈るのでもよいですし、あまり金額にとらわれすぎず、新郎新婦のお祝いの気持ちを忘れないようにしましょう。

ご祝儀を夫婦で渡す場合、表書きの書き方

結婚式への招待状が家族やご夫婦の連名で届いた場合は、ご祝儀についても一つのご祝儀袋に連名で包むようにします。

連名で書く場合は、ご祝儀袋の右側に夫の名前を、左側に妻の名前を書きます。

妻の書き方については名前だけの記入で問題ありません。

名目は一番格式の高い「寿」を選ぼう!

名目というのは、ご祝儀袋の上の部分に書く文字のことで、結婚式のご祝儀の場合「寿」「御祝」「御結婚御祝」などがあります。

この中で一番格式が高い名目は「寿」なので、特に名目が書かれていない場合は寿と書くようにしましょう。

夫婦でご祝儀を渡す場合の中袋の書き方

中袋とは実際にお金を入れる封筒のことです。

中袋の表面には金額を、裏面には名前と住所を書くのがマナーとなっています。

金額については漢数字を使うのがマナーなので間違えないようにしましょう。

裏面の左下部分は名前と住所を記入しますが、夫婦の場合は夫婦ともの名前を書くのが良いとされています。

その際も表書きと同様に、夫を右側、妻を左側に書きます。

妻については名前だけで問題ないでしょう。

ご祝儀袋の記入は筆ペンが基本!

普段使い慣れていないという方も多いかと思いますが、ご祝儀袋の表書きには筆ペンで書くのがマナーです。

中袋についても同様に筆ペンでの記入が望ましいですが、はっきりとわかりやすいようにサインペンで書くのも問題ないでしょう。

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まとめ

ご祝儀の渡し方で親族の場合は一週間前までに渡すのがマナーです。しかし、親族だからといっても当日にしか会うことができないようでしたら、事前に新郎新婦とご祝儀の渡し方について相談しておくと安心ですね。

ご祝儀の額は夫婦で出席される場合の相場は7万円から10万円です。10万円のご祝儀は決して高すぎる金額ではありませんね。新郎新婦をお祝いしたいという気持ちに比例する金額が良いですよね。

新郎新婦2人の新しい門出にお祝いの気持ちを贈ることが出来ると良いですね。

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