妊娠がわかると、赤ちゃんを授かった喜びと、無事に生まれてきてくれるかという不安な気持ちを抱えながら過ごしていきますよね。赤ちゃんはもちろん、ママの体も大切にしなくてはいけません。
日本では、妊娠5か月目の戌の日に安産祈願を行うとよいとされています。特に初めての妊娠ではわからないことだらけで、こうした風習も初めて知ったという人も少なくないでしょう。これから安産祈願を控えている妊婦さんに安心な安産祈願の方法について紹介していきたいと思います。
愛知県の名古屋市には「塩竃神社」という安産祈願の神様が祀られている神社があります。今回は塩竃神社での安産祈願の流れを元に、予約についてや安産祈願で気になる服装、安産祈願のお守りや値段を紹介していきます。お参り前の情報収集としてぜひお役立てください。
塩釜神社の安産祈願は予約が必要?
塩竃神社で安産祈願を行う際には事前の予約は必要ありません。毎日午前9時から午後3時の間に受け付けを行っているので時間内に受付を済ませましょう。
受け付けを済ませると30分ほどで祈祷場へ案内されるので指示に従って祈祷をしていただきます。安産祈願は戌の日にお参りをするとよいとされていることから、戌の日のお参りは多くの方がお参りに来られます。
特に大安や土日と重なると、より多くの人が集まるので、待ち時間が長くなってしまう可能性があります。
また、安産祈願の祈祷を受けるのは当然ですが妊婦さんです。ご家族の方が先に神社についていたとしても、受付は妊婦さん本人がおこなわなくてはいけませんので気を付けましょう。
塩釜神社へ安産祈願に行く時の服装
塩竃神社への安産祈願の服装は、カジュアルな服装の方が半数ほどおられます。神社へのお参りの時はフォーマルな服装をイメージしている方も多いでしょう。一般的に神社にお参りの時には、神様に失礼のないような恰好をということでフォーマルな服装が望ましいです。
男性はジャケットを着用し、女性は上品なワンピースやジャケットを着るという方が多いかと思いますが、妊婦さんにとってお腹を締め付けるような服装は好ましくありません。
5か月ころは少しお腹に膨らみが出てくるころで、手持ちの衣服では少しきつくなってくる時期になります。最近では妊婦さんでも着用できるフォーマルな衣装もたくさんありますが、手持ちで用意がない場合は無理にフォーマル用のものを購入する必要もありません。
まずは妊婦さんが楽な服装であることが一番です。季節によっては暑さや寒さで体調が崩れやすいこともあるでしょう。妊娠に伴う症状がある場合は特に,すぐに対応できるような服装が望ましいです。
最近では夫婦での参拝の場合は特にカジュアルな服装でお参りに来られることも多く、実際私も丈が長めの襟付きシャツに妊婦用のパンツを合わせてお参りに行きました。私は真夏だったのでとにかく暑さ対策には気を付けていました。
また、忘れがちなのは足元です。神社では石畳や勾配のある階段などがあるところもあり足元には注意が必要です。スニーカーや、かかとが低い履きなれた靴を選びましょう。
両親とともに参拝をするという方で身だしなみが気になるという方は、落ち着いた柄や色合いのワンピースで参拝しましょう。寒い時期には、ジャケットを着用し、足元や特にお腹周りが冷えないように気を付けましょう。
冬場のワンピースでは下半身が冷えがちなので、タイツを重ね履きにするか、パンツを選択するといいですね。
塩釜神社に安産祈願のお守りはありますか?
塩竃神社の安産祈願祈祷料は5千円です。御祈祷をされた方は、お守りと塩、お札をいただくことができます。そのためお守りを別でいただく必要はありません。
しかし、友人や親せきなどで妊婦さんがおられるなど個別でいただきたいという場合には初穂料1000円を納める事でいただくことができます。
淡いピンクに花柄の安産祈願のお守りはとてもかわいらしいです。お守りは肌身離さず持っているといいそうなので、毎日お出かけに使うかばんやポーチなどに入れておくといいでしょう。
私の場合は母子手帳を入れているケースにつけていました。妊娠中は何かがあった時のために母子手帳はお出かけの時には持っていたほうがいいので、おすすめですよ。
お守りと一緒にいただけるお塩は祈祷していただいた翌日に水で溶いて飲むとよいそうです。
まとめ
塩竃神社で安産祈願をする場合には特に事前予約は必要ないので、時間内に直接神社へ向かうようにします。お参りの際の服装は一般的にはフォーマルとされていますが、妊婦さんの体調に合わせて動きやすく、体温調節のしやすい服装が望ましいでしょう。
忘れがちな足元は、かかとが低く歩きやすいものを選ぶようにしましょう。
季節によってお出かけに気を付けるポイントも異なります。特に冷えは大敵なので冬場のお参りを予定されている方は防寒対策をしてお参りしましょう。
塩竃神社で安産祈願を行うとお守りとお札、御塩がいただけます。その他1000円の初穂料を納めてお守りをいただくこともできます。
お参りする妊婦さんの体調を一番に考え、素敵なお参りにしてくださいね。
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