いわしの塩焼きは内臓を食べる?取らない?美味しい食べ方はコレ!

料理

私たちの食事の中でお魚ってとても身近で、なくてはならないものですよね。栄養も豊富で様々なジャンルの料理にアレンジもきくため、台所を預かる主婦の強い味方です。

しかし一つ弱点があるとすればその処理の方法ではないでしょうか。特にいわしは小骨が多く苦手な方が多い魚です。しかし、安いので家計的には大助かりですね。

比較的大きな魚の場合は、スーパーなどで下処理を終え切り身になっていることが多いので心配はありませんが、小魚の場合、内臓の処理方法や調理のしかたがわからないという新米主婦の方も多いはず!

いわしを塩焼きにする時も内臓と取る取らないでは意見が分かれるところでもありますね。

今回はいわしを塩焼きする場合、内臓は取り除くのか、内臓も食べるのか、また、内臓の食べ方たついて紹介していきましょう。

いわしを塩焼きする場合、内臓は食べる?

一般的に魚の内臓は傷むのが早く、雑菌が繁殖しやすいので、食べることができないものがほとんどです。ですがイワシやサンマは内臓も食べることができます。

この食べることができる内臓と食べることができない内臓の違いには、その魚が食べているエサと胃腸の発達具合によります。イワシやサンマなどの魚は、小さなエビやプランクトンをエサにしています。

さらに胃腸の機能が弱く、食べたものがすぐに体外に排出されてしまうので糞がたまらず、細菌の繁殖がしにくいことから、いわしの内臓は食べることができます。そのため、塩焼きにする場合は、内臓を取り出す必要はなく、そのまま調理を進めることができます。

お子さん用などで、内臓を食べないと分かっている場合でも、焼いてから内臓をよけるほうが手間としてはかなり楽なので、丸焼きにしてしまうことをお勧めします。生魚を触るのが苦手な方は特に、焼いてからのほうが気持ちも楽ですよね。

イワシを塩焼きにし内臓まで食べる時の調理の方法を紹介!

実際にイワシを塩焼きにしたいときの手順を紹介します。

スーパーで買ってきたイワシです。プリプリとよく太って脂ものっていて美味しそうです。5尾入って298円!主婦にとっては家計も助かるお値段。これでみんなが美味しく食べることができると最高の食材ですよね。

青魚は頭も良くなると言われる「DHA」や「EPA」という栄養素が含まれていて さらには悪玉コレステロールや中性脂肪も減らしてくれるという体に良い食べ物です。

①イワシを水で洗う。

大体スーパーなどではうろこをとってくれていることが多いですが、細かなところが残っている可能性があるため、一度魚全体を包丁の刃先でこすりながら洗うと皮まで食べることができるのでしておいたほうが良いです。

全体を洗い終わったらキッチンペーパーで水気を拭きます。

②塩を振り30分ほど置いてなじませる

塩の量の目安は魚の表面に塩がうっすら見えているくらいです。ちょっと多いかも、くらいが適量です。

③魚焼きグリルに油を引き、イワシの目の透明感がなくなり白くなるまで焼く。

グリルの焼き方の選択は丸焼きの弱にして焼きました。しっかり焼いたほうが内蔵も食べやすいと思います。

焼き加減を見て追加してもいいでしょう。この状態から 5分ほど追加して焼きました。

しっかり焼けていますね。この状態でいただくことにしました。

フライパンの場合はクッキングシートかくっつかないホイルなどを引いてからイワシを乗せて焼きます。片付けなどの手間を考えるとフライパンのほうが楽ですが、ひっくり返す手間はありますね。

しかし、私は断然フライパン派です。100均などに売っているトングを使うとひっくり返すのもそんなに難しくなくておすすめですよ。

いわしを塩焼きにし内臓も食べてみました!

問題のいわしの内臓はこんな感じ

お魚嫌いな人はこの画像を見るだけで食べる気を無くしてしまうとい思います。が、私は何事もなく内臓まで食べることができました。

他の青魚のような苦味を感じることもなく美味しかったですよ。

骨と頭以外はほとんど食べ切ることができました!

イワシの内臓は食べることができるので、そのまま塩焼きにした後食べても問題はありません。しかし、塩焼きの際に内臓を食べる予定の場合は、しっかり火を通すことを忘れないようにしましょう。

幾ら細菌が繁殖しにくいとはいえ生焼けでは危険です。内臓の危険性は細菌だけではなく、寄生虫もあります。しっかり火を通すことが大前提ですので、調理の際には注意しましょう。

鰯の内臓の食べ方は?

いわしは塩焼きにしても十分おいしく食べることができますが、内臓独特の苦みが苦手という方やお子さんにはつみれにするのがおすすめです。

大きな骨を取った後フードプロセッサーに入れてつみれにしてしまいましょう。つみれにすると、お味噌汁やなべ物など様々な料理に使え、とても便利です。

イワシの骨をとるのが面倒な場合は、まるごと油で揚げてしまうというのも簡単です。はじめは160℃くらいの低温でじっくり揚げ、次に180℃の高温でカラッと揚げると骨も気にならずにおいしく食べられます。

イワシの量が多い時や日持ちをさせたい場合は、南蛮漬けにするのもおすすめです。南蛮漬けのたれも市販で売っているので、そのままかけてつけるだけなのでとっても簡単に、なんか手の込んでいそうな料理が出来上がります。カラフルな野菜を切って一緒に添えれば、お店で出てくるような見栄えにもなりますよ。

まとめ

今回はイワシを塩焼きにして内臓まで食べられるのか?実際に作って実食してみました。

私は元々、魚は好きですが 小骨が苦手でいわしはほとんど食べることはしませんでしたが、今回、いわしを塩焼きにして内臓まで食べてみて初めてイワシの美味しさに気がつきました。

お魚料理は下ごしらえが難しそうなイメージから特に新米主婦のみなさんには手を出しずらい食品となっています。特に内臓の処理や料理への活かし方などは、知識がないとなかなか踏み出せない部類かもしれません。

しかし、一度やってみるととても簡単で手の込んだような料理が作れます。

鰯の場合、内臓は食べることができるので、魚をさばく必要もなく、そのまま調理をすることができます。つみれにしてしまえば料理のアレンジもきき、レパートリーも増えます。

何よりお魚は、栄養価が高いので日々の食卓には必須な食品です。難しそうだからと避けるのではなく、まずは下処理の必要がほとんどない、いわしなどの魚から調理をしてみるのはいかがでしょうか。

新しい料理の挑戦に第一歩に、ぜひこれまでの情報をお役立てください。

他にも料理を作るお母さん向けに料理に関する記事を書いています。そちらもぜひ読んでくださいね!

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