初盆で会社を休むのは常識?何日休む?慶弔休暇の取り方!

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現代は、昔と違って男性でも育児休暇などをとる人も増えており、奥様だけに頼らずしっかり協力する男性も増えましたよね。しかし、会社によっては休暇の規定は様々であり、言い出しにくい場合もあります。

特にお盆休みなどの場合は、休みを指定している会社は少なく社員もどうしたらよいか悩んだりする事はありますよね。

そこで今回は、初盆で会社を休むのは非常識?また、休む場合日にちは決まっているのか?或いは休みをとる場合は何日休むのが一般的か?など慶弔休暇の取り方について、実父の初盆でその長男の場合と仮定し解説いたします。

初盆で会社を休むのは非常識?

初盆は、家族にとって特別なものであり通常のお盆よりも丁寧に行われる場合が多いですよね。特に自分の父親が亡くなり、しかも自分はその長男ともなれば準備なども率先して行わなければなりませんし、いろいろと忙しく動き回る事も多くなります。

また、一般的にはお盆期間中を休日にしている企業は多いですが、お盆は国民の祝日、或いは休日には指定されていない事からお盆中を休みにしている会社は少ないようです。

その為、自分の父の初盆なので仕事を休みたいところですが、初盆の為だけに休暇願を提出すると言うのも気が引けてしまう事はありますよね。

公務員などは、基本的にお盆休みは無く、カレンダー通りの出勤になります。その為、初盆の休みをとるためには夏季の特別休暇を利用して休みをとるようになります。

問題は、お盆中の休暇がとれない会社の場合ですが、こんな時は初盆で休暇届を出すのは断腸の思いでもあり非常識と思われないかと心配でもありますよね。

しかし、会社側としても両親の初盆となれば別問題であり、休む事は許されるのではないでしょうか。その為にもしっかり理由を告げ、その旨を理解していただくことが重要だと言えます。

初盆で仕事は何日休む?

お盆供養が行われる時期は、一般的に8月13日~16日の期間とされており、13日に迎え火をたいて先祖の霊を迎え入れ、間の14日、15日に法要や会食などの供養を行ったあと、16日に送り火をたいて先祖が無事に帰るようにと願います。

その為、お盆は3日~4日間ほど続く事から、休暇願もまとめて取りたいところですが、会社によってはなかなか難しい場合もありますよね。
一般的には、僧侶を迎え会食などの法要が行われる2日間と、プラス1日で3日間の休みをとる人が多く、会社としてもこれくらいの期間は許容範囲に考えているところは多いですよ。

そこで、休む理由ですが、事細かに説明するまで気を遣わなければ休みがとれないのであれば初めから休まないと言う選択をするべきですが、どうしても休まなければならないときは、やはり正確に伝える事が一番と言えます。

伝えるポイントは、実父が亡くなった事で初盆を迎える事になった・・・と言う事と、自分が長男だと言う事が大切ですよね。そして、お盆の期間中ではなく一番忙しい間と伝えるのがキーポイントになると思いますよ。

しかし、現在ではほとんどの企業は有給休暇と言うものがとれるシステムになっているので、それほど神経質になる事もないと思います。なので、様々な問題を避ける意味でも初めからきちんと上司に伝える事が大切ですね。

慶弔休暇で初盆の場合は何日?

慶弔休暇とは、結婚や出産などのような喜ばしい事や、また葬儀や弔事などのような悲しい事などに繋がる、社員が取得できる休暇の事を指しており、ほとんどの企業で適用されているものです。

もう既にとった事があると言う人はいると思いますが、法律的に必ず社員に与えられる年次有給休暇などの法定休暇とは違い、会社独自で設定した任意の特別休暇である為、有給か無給、或いは日数などは企業によって様々です。

その規定などは慶事、弔事に分けると以下の通りになります。

慶事
・結婚休暇(社員本人の結婚)5日
・社員の子供の結婚休暇2日
・配偶者出産休暇2日(女性社員の場合は法定休暇の産休制度が適用されます)

弔事
・配偶者が死亡した場合10日
・父母・子供・配偶者の父母など一親等の死亡)5日
・祖父母・兄弟姉妹など二親等の死亡)2日
・親族や遠縁の死亡1日

このようになりますが、会社独自の任意での規定である為、企業によっては10日が一週間になったりする事もあり長かったり短かったりとバラバラです。

弔事に関しては、休暇をとる側の思い入れなども考慮して本人の意思を尊重する場合もあり、特に喪主を務める場合などは規定より多い日数を取得できる場合もあるのでその旨を会社側に伝える事も大切です。

しかし、初盆や法要などに関しての休暇は通常休暇でとるしかなく、慶弔休暇では認められておらず、日数も2日~3日くらい取れればいい方かもしれませんね。

尚、これら慶弔休暇などは企業によって有給だったり無給だったりと様々である為、入社した時に就業規則などはしっかり確認しておくことが大切ですね。

まとめ

お盆は、国民の祝日や休日に指定されていない為、お盆を休日にしている企業は少ないと思います。

ただ、慶弔休暇と言われる企業独自で設定した特別休暇が認められていますが、初盆における休暇はなく、その場合は夏季休暇としてとるようになるため、言い出しにくい社員もいると言う事です。

また、慶弔休暇などは労働基準法に取り決められている物ではなく、法外休暇となる事から企業によって有給だったり無給だったり、また取得できる日数にもバラつきがある為、就業規則はしっかり確認しておくことが必要ですね。

特に慶弔に関しては配慮することもあり、それが初盆ともなれば企業側としても寛大にならざるを得ない為、相談してみる事も良いのではないでしょうか。

以上、初盆で会社を休むのは非常識?また、休む場合、日にちは決まっているのか?或いは休みをとる場合は何日休むのが一般的か?についての解説でした。

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