もち麦は精白米よりも栄養価が高く特に食物繊維が多い食べ物として人気が出てきましたね。もち麦を食べたことがあるという人も多くなっているのではないでしょうか。そんな私もつい最近知り合いにもち麦をいただきどのように炊こうかと悩みました。
もち麦は炊き方によっては酸味や苦みを感じる人もいるとか、また、水の量や炊き方で美味しさも変わってくるようですね。
そこで、もち麦10割を美味しく鍋で炊く方法やもち麦を美味しく炊くための大事な水の量を説明します。また、炊いたもち麦を美味しく食べる方法についても紹介しますので、是非参考にしてみてくださいね。
もち麦10割の炊き方、鍋で炊く場合
もち麦もお米同様に生で食べることは出来ません!そこで1度、ご飯の様に炊く必要があります。今回はそこのお話からしていきましょう。まず今回はもち麦10割(お米を一切混ぜ使わない、100%もち麦のみ)を鍋で炊く場合の炊き方をご説明します。
①もち麦はお米の様に洗わない!
洗うともち麦に含まれる水溶性食物繊維が流れててしまうため、洗わずにそのまま炊いて行きます。
②鍋にもち麦と水を入れ、軽くかき回す。
③もち麦に給水させる
もち麦に給水の時間は夏場は15分、冬場は30分程度です。
④火にかける
最初は強火!沸騰したら加減を見ながら 弱火〜極弱火で15分火にかけます。
⑤火を止めて、15分蒸らす
以上が鍋で炊く手順になります。
今回は鍋でご紹介せましたが、普通に家庭にある炊飯器でも大丈夫ですよ。あとは圧力鍋なんかだと調理時間もかなり短縮されますので、お料理の際の効率アップにもなりますね。
もち麦を初めて食べる方にとっては、もち麦10割は少し食べづらいかもしれません。もち麦は普通の精白米に比べて、かなり粘りと弾力があるので最初から10割にするグニグニしたゴムを食べている様な感じがします。さらに、お米のような甘味も少ないですよ。
初めてもち麦を食べる方は、最初はもち麦3割位から始めると精白米の甘みがきちんと出てくるので食べやすいです。
もち麦10割の炊き方で大事な水の量
次にもち麦を炊く時に大切なポイントが水の割合です!普通の精白米を炊く時も水加減は大切ですよね。基本的にお鍋でもち麦のみを炊く場合の割合はもち麦1に対して水が2になるようにするのが良いとされています!
もち麦は精白米より吸水性が悪いので倍の水で丁度いいのです。あくまでこちらは基本となります。もち麦は水加減を変えると少し違った食感を楽しめる様になります。
もち麦1:水2
もち麦の表面はつるつるで食べるとプチプチとしていて噛みごたえがかなりあります。小さなお子様やお年寄りは上手に噛めない硬さかもしれません。
もち麦1:水3
先程よりもプチプチともっちり感がアップ。しかし、まだかなり噛みごたえがあります。ごはんの代わりというよりは食材として使う硬さなので噛み応えに慣れない方がいるかもです。
もち麦1:水4
モチモチプチプチしていて小さなお子様からお年寄りまで、誰もが食べやすい。普通に食べるにしても良し、料理にも使える硬さなので100%もち麦だけにするならば、この割合が1番おすすめです!
もち麦10割の美味しい食べ方
では、最後にもち麦10割の美味しい食べ方をご紹介します。
もち麦を毎日食べたいと思っても正直、炊いてそのまま食べるしか使い方がわからない…と思うこと、ありませんか?そこで、もち麦を使ったアレンジ料理をいくつか紹介します。
もち麦と野菜を組み合わせてサラダ
茹でたもち麦をボールに入れ、ツナ缶(汁ごと)とお好みの野菜を細かく切って合わせる。最後に酢、塩、コショウ、オリーブオイルで味付け!作り方はとっても簡単でダイエットにも効果的でヘルシーですよ。
もち麦入り鳥つくね
もち麦に鶏ひき肉と溶き卵、しょうがの搾り汁、酒、しょうゆ、塩を混ぜる。フライパンで焼いていき、はちみつ、醤油、みりん、酒を合わせたタレをぬる。お酒にも合うおつまみとしてもいけます!
手羽元ともち麦のサムゲタンスープ
鍋にもち麦と水、大根、ニンニク、生姜、酒を入れ火にかける。沸騰したら手羽元を入れ、再度沸騰したらアクを取り蓋を閉めて10分弱火で煮る。鶏肉から出汁が出るので、スープの素を使わず作れます。もち麦のプチプチと相性抜群!
作り方はどれも簡単なので、あまり料理は…という男性の方にだってすぐ作れちゃいますよ。まだまだ、もち麦の美味しいレシピが沢山あると思いますので是非、自分のお気に入りを見つけてみて下さい。
まとめ
今回はもち麦10割の炊き方の鍋を使って炊く方法と最適な水の量、さらには、もち麦を使った美味しい食べ方についてお伝えしましたが、もち麦の魅力を皆さんにお届けすることができたでしょうか?
女性有名人や海外セレブも最近は愛用しているというもち麦!今や世界からも注目されるスーパーフードといっても過言ではないですね。
栄養価だけではなく、ダイエットや美容にも効果的なことがわかっていますが、更なる効果もあるのではないか?という研究者達も中には沢山います。これからの研究に更なる期待ができそうです、その時がまた楽しみで待ちきれませんね。
他にも料理を作るお母さん向けに料理に関する記事を書いています。そちらもぜひ読んでくださいね!
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