日々の料理に欠かせない食品の長ネギ。疲労回復効果や体を温める効果がありお鍋の具材から薬味まで、さまざま用途がある万能食材ですよね。
ですが、一度に使い切れなかったり、購入からお料理に使うまでの間に保管することもあると思いますが、そんなときにどうやって保存していますか?
長くて冷蔵庫に入れるのも一苦労する長ネギですが、保存は常温でも問題ないのでしょうか。常温で保存する場合の賞味期限や常温保存と冷蔵庫で保存はどちらが良いのかについてお伝えします。参考になさってください。
長ネギの保存は常温で大丈夫?
長ネギの常温保存は可能!冬場のほうがおすすめ
長ネギは冬が旬の野菜です。そのため暑さには弱く夏場などで30度を超えるような室内に保存をするとなるとすぐに腐ってしまいます。夏場の常温保存をする場合は、なるべく涼しく風通しのいい部屋にするようにしましょう。
また、長ネギを購入した時に入っている袋のまま保存してしまうと、中に湿気がたまり、さらに腐りやすくなってしまいます。そのため購入後は袋をあけ、長ネギを外気に当てて保存するようにしましょう。
そういえば長ネギの袋って上の緑色の部分のほうの口って開いていますよね。保存の際に長持ちするような工夫がすでにされていたのですね。
冬場の場合の常温保存は夏場に比べ外気温も下がるので問題なく保存できるでしょう。保存について気を付けるポイントは同じです。また、冬場の場合暖房器具の近くなどで保存してしまうと、気温が上がり、傷みやすくなってしまうので保存場所には気を付けましょう。
土や根がついているタイプの長ネギは土に植えることで保存することができます。いずれの場合も、購入後そのままの状態での保存のしかたなので、使用途中の場合は速やかに冷蔵庫で保管しましょう。
長ネギの賞味期限は常温の場合、何日間?
夏場の常温での長ネギの保存期間は早くて2~3日、環境などに配慮して長く持ったとしても一週間程度が限界でしょう。冬場の場合で、長くて3週間程度が常温保存の消費期限でしょう。
長ネギが傷み始めたサインは?
保存していた長ネギを実際に使う段階になって、傷んでいないか、食べても問題ないかを判断するにはどういったところを見る必要があるのでしょうか。長ネギが傷み始めると白い部分から少しずつ変色していきます。
購入した時には真っ白だった部分が黄色がかった色になってくると傷み始めのサインです。気づいたときには早めにカットしてしまいましょう。
また、表面が乾燥してしまっている場合は、皮をめくると問題なく使用できる場合があります。長ネギのおいしさのポイントであるシャキシャキ感が失われている状態も傷んでいるサインになります。
全体的にふにゃっとしている場合は徐々に痛みが進んでいる状態です。実際に切断し、中身が傷んでいないか確認してから使うようにしましょう。
こんな長ネギは要注意!腐っているときの長ネギの特徴
長ネギが腐ってしまうと、においがきつくなったり、汁気が出たりします。また、粘り気がきつくなるという特徴もあります。これらの状態になった場合は食べることはあきらめましょう。
長ネギは常温より冷蔵庫保存が良い?
冬が旬の長ネギの保存温度は0~2度程度と言われています。そのため冷蔵庫での保存が望ましいですが、これまでに紹介した通り、常温での保存も可能です。しかし、一度切断してしまった場合は必ず冷蔵庫で保存するようにしましょう。
特に夏場の場合は外気温も高いので、冷蔵庫での保存のほうがおすすめです。具体的な保存方法は、長ネギの緑の部分と白い部分に分けてカットし、それぞれをキッチンペーパーに包んで袋に入れ、なるべく立てて保存します。
この方法だとおよそ10日程度の保存が可能です。
もっと長期的に保存したい場合は冷凍がおすすめ
たまたまお買い得で買ったものの使い道が決まっていないという場合は冷凍での保存がおすすめです。保存期間も一か月程度なのでかなりの長期保存が可能です。
保存の手順は、長ネギを水洗いし、水分をふき取ります。その後ジップロックに入る大きさにカットし、空気を抜いて冷凍庫に入れます。料理に使う場合は、解凍せずに直接カットし調理するようにしましょう。
まとめ
長ネギは常温でも保存が可能です。長ネギの保存に適した温度は0~2度程度なので、冬場でもお家の中の気温が上がりにくい場所で保存しましょう。
夏場は気温も高いので、冷蔵庫での保存が良いですね。また、大量にある時は冷凍保存もおすすめですよ。
長ネギは冬が旬の食材なので、冬場はお鍋に大活躍ですね。体も温まることからたくさん食べて寒さから身を守りましょう。
以上、長ネギの常温での保存についてお伝えしました。
他にも料理を作るお母さん向けに料理に関する記事を書いています。そちらもぜひ読んでくださいね!
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