習い事のお中元の相場!現金は失礼?正しい渡し方とは?

生活の知恵

夏が始まるとお中元の事が気になってきますよね。今年から習い事を始めたなら、習い事の先生へのお中元もどのようにしたらいいのか気になるところです。

ここでは、習い事の先生へのお中元の相場や、現金をお中元として贈るのは失礼にあたるのか、また、そのお中元の正しい渡し方についてお伝えします。参考になさってください。

習い事の先生へのお中元の相場

“季節のご挨拶”ともいわれる、お中元とお歳暮。普段お世話になっている方へ、感謝の気持ちをあらわすものですね。習い事の先生へお中元の相場がどれくらいなのでしょうか。

習い事のお中元の相場は月謝の1か月分です。月に3,000円の月謝ならば3,000円のお中元、月に5,000円の月謝ならば5,000円程度のお中元にしましょう。

また、お中元の相場を知るためには、同じ教室に長く通っているほかの生徒さんから情報を得ると良いでしょう。習い事の運営団体や講師の考えで、そもそもお中元を受け取らない決まりを作っていることもあります。

そして、金額については周りと足並みをそろえることが重要です。張り切って高価なものを渡してしまい、先生を驚かせてしまったり、迷惑になってしまったりすると良くないですね。

華道や茶道などの伝統芸能は“1ヵ月の月謝分”を金額の目安とするところが多いですが、伝統芸能の習い事は比較的月謝が高めで、月に1万円以上かかるところが少なくありません。この場合のお中元は比較的高額であるといえます。

一方、ピアノやバイオリンなどの習い事であれば、3,000~5,000円のお中元を用意する人が多いですよ。

習い事の先生へのお中元に現金を渡すのは失礼?

お中元に関する風習で、先生に現金を渡すことが慣習になっている教室もあるようですが、これはあくまで少数派です。

お中元のギフト選びに困って現金をお渡ししようと考えるなら、商品券にしてみてはいかがでしょうか。

お中元についての受け取り方はさまざまで、なかには「お中元として現金を渡すのは失礼」という考えもあります。しかし、商品券であれば金額が見えているとしても現金とは別物です。

なかにはたくさんの生徒さんがいて、お中元として受け取った食べ物や飲み物をなかなか消化しきれない先生もいるでしょう。そのような場合であれば、お中元としての商品券は喜んでもらえそうですね。

もしくは、カタログギフトを贈って品物を先生に選んでもらうのも良いのではないでしょうか。商品券を贈るにあたり金額が見えてしまうことに抵抗がある人には、カタログギフトがおすすめです。

最近ではカタログギフトの種類がとても豊富になっています。現金や商品券だと、お包みする手間がかかるとはいえ、ギフトを選ぶほどの時間はかかりません。

その点、カタログギフトであれば先生が喜んでくれそうな商品が掲載させているカタログ本を選ぶことになります。そのひと手間が、贈り物としての価値を高めるともいえます。

習い事の先生へのお中元の正しい渡し方

さて、習い事の先生にお中元を渡し方はどのようなことに気を付ければ良いのでしょうか。手渡しの場合と、宅配便の場合とで分けて考えていきます。

まずひとつは、ほかの生徒さんが集まっている時間帯を避けることです。お中元を用意していない生徒さんもいる前だと、先生も受け取りにくい気持ちを持ってしまうかもしれません。

シンプルな方法としては、いつもよりも早めの時間に行って、先生へこっそり渡すのも良さそうですね。

尚、お中元をお渡しする時には「先生へのお中元です」とは言わず、「夏のご挨拶に伺いました」という言葉を添えましょう。ちなみに、お歳暮であれば「年末のご挨拶に伺いました」という言葉を添えるのが一般的です。

もしなかなか渡すタイミングが作れない場合には、宅配便を利用しても良いです。なかには夏休みだけお教室を閉じていて、先生と会う機会が作れない場合もあるでしょう。

宅配便を利用してお中元を贈る時には、ギフトにお手紙を添えることを忘れないようにしましょう。お中元は、感謝の気持ちを伝えることに意味があります。そして「これからもよろしくお願いします」という言葉も、忘れずに先生へお伝えしましょうね。

まとめ

今回は、習い事の先生へのお中元の相場や現金を贈るのは失礼にあたるのか、また、正しいお中元の渡し方についてお伝えしました。参考になったでしょうか。

いつもお世話になっている習い事の先生へ、お中元を贈るという形で日ごろの感謝の気持ちが伝わるといいですね。近頃はお中元は省略されることも多くなってきましたが、何かお礼をしたいと思った時にはお中元を利用するといいですよね。

感謝の気持ちが習い事の先生へ伝わるといいですね。

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