今やだれもが知るニッカウヰスキーですが、その創業者はウイスキーの父と呼ばれた竹鶴政孝氏である事は有名な話ですよね。そして竹鶴政孝氏がニッカウヰスキーの蒸留所として建てたのは日本でも北海道の余市と宮城県仙台市の2箇所のみと言われています。
最近はハイボールブームとも言われており、ウイスキーを愛する女子も多く、工場を見学に来る人も増えているとか・・・。そこで今回は、ニッカウヰスキー仙台工場へ見学に行くアクセス方法と試飲できる時間、また予約の有無などについて解説いたします。
ニッカウヰスキー仙台工場の見学はいつでも行ける?予約は必要?
ウイスキーの芳醇な香りは樽の香りと共に人の心を穏やかにしてくれる魅力があり、更に低カロリーでもある事から、最近では女子の間でハイボールが話題にもなっていますよね。
そんな味と香りも楽しめるニッカウイスキーは、仙台市と余市の2箇所に工場を持ち、ウイスキーが出来上がるまでの製造過程などを無料で見学できます。
参加は、もちろん一名からでも可能であり、予約なども余裕のある時は特に必要ないですが、ガイドが付くことや見学した後の試飲コーナーなどを考えると事前にインターネットや電話で予約した方がスムーズに運びます。特に10人以上の団体で見学する場合は、予約が必要だと言う事です。
そもそもニッカウヰスキー工場は長い歴史があり、その始まりはリンゴジュースを製造する「大日本果汁株式会社」からのスタートであったとされています。
それがニッカウヰスキー、ニッカブランディーの発売に至ったのは、1940年(昭和15年)頃からと言われ、その後、より芳醇なウイスキーを造る目的として宮城峡に蒸溜所が建てられたのが仙台工場の始まりと言う事です。
このように歴史あるニッカウイスキー仙台工場は、赤レンガ色の建物が緑豊かな山間の場所にひっそりと佇み、ウイスキーならではの渋さも伝わってくるようです。その為、ちょっと大人の雰囲気に引き込まれそうな感じもあり、観光スポットとしては絶対外せませんよね。
また、近くにはレジャー施設も充実しておりドライブや散策も楽しめますし、何と言っても1200年もの歴史ある作並温泉があるので、温泉気分のかたわら仙台工場を訪れても楽しいかと思われます。
ニッカウヰスキー仙台工場へのアクセス方法!バスが便利?
ニッカウヰスキー仙台工場を訪れる場合、場所的には山間にそっと佇むように建っているので熟知していないと分からない場合が多いですが、アクセスが良い為、観光地としては訪れやすいかもしれません。
また、工場内では無料の試飲コーナーもあるので、車で訪れた際には運転手の方などは楽しめない事もあるのでご注意くださいね。そこで、バスや電車を使う事をおすすめいたしますが、これらのアクセス方法などを少しご紹介しましょう。
ニッカウヰスキー仙台工場へ電車でのアクセス
JR仙台駅からJR仙山線作並駅まで約30分で到着します。その後、徒歩で工場まで行くと25分かかりますが、作並駅よりシャトルバスが出ているのでそれに乗って蒸溜所へ向かうと楽かもしれませんよ。
因みに、平成29年1月8日(日)~平成29年12月23日(土)までの土・日・祝日に限りJR作並駅から宮城峡蒸溜所行は、シャトルバスが往復運行しています。
専用のシャトルバスが出ているのは便利であり、それが往復ともなれば更に楽しめますよね。
ニッカウヰスキー仙台工場へバスでのアクセス
JR仙台駅西口バスプールから約60分で到着します。仙台駅前より作並温泉行きの市営バスに乗り、「ニッカ橋」で下車した後、徒歩で約5分のところにあります。
電車でもバスでも、試飲を楽しむと言う点ではどちらを使っても大丈夫であり、工場までも遠くない距離なのでバスでも電車でもアクセスは可能と言えます。
しかし、どちらかと言えばバスを使った方が時間は掛かりますが一度乗ったらシャトルバスに乗り換えると言う手間が省けるため簡単だと言えますが、自分に合ったアクセス方法を選ぶのが一番です。
ニッカウヰスキー仙台工場で試飲できる時間と予約の有無
ニッカウヰスキー仙台工場の営業時間は午前9:00~11:30、午後は12:30~15:30までとなっているので、見学する時間帯はこのいずれかの時間内になります。
その為、特に予約は不要との事ですが、見学には有料と無料の二つのコースがあり、それぞれにかかる時間も違う事から事前に予約しておいた方が良いかもしれませんね。
特に、近年ではNHKの連続ドラマ「マッサン」の影響もあり、込み合う事も考えられるため、一度確認しておく事は大切かもしれません。
無料試飲コーナーでは、見学から試飲するまでの所要時間が約70分で、一人につきウイスキー2種類を各一杯までが無料になり、運転する方や子供向けにソフトドリンクなどもあるのでファミリーで楽しむことができます。
また、無料コーナーの後に有料コーナーがあり、見学から試飲するまでの所要時間が約80分くらいです。有料コーナーは、5種類のティスティングセット付きで1,000円(税込)かかりますが、レクチャーも受けられるので様々な飲み方も楽しむ事が出来ます。
その内容は、無料コーナーよりも高級感があり、竹鶴35年、ティスティングセットA(余市15年・宮城峡15年・カフェグレーン12年)、宮城峡10年、鶴17年と、有料コーナーでも無料で試飲できるシングルカスク宮城峡10年となっています。
中でもシングルカスク宮城峡10年は、アルコール度数が65%と高めなので飲みやすいからと言って飲み過ぎると大変な事になりそうですよ。
また、甘いアップルワインなどもあるので、ウイスキーが苦手な方でも十分楽しめるようになっています。
まとめ
ニッカウヰスキーの蒸留所が仙台市と余市の2箇所だけにしかないと言う事に驚きましたし、更にそんな誇りある工場を無料で見学できることに嬉しくも思います。
しかも芳醇な香りとふくよかなウイスキーを試飲できるのですから、これはもう行くしかないですよね。
幸いにも近くには歴史ある作並温泉もあり、アクセスも良い為、温泉旅行を兼ねたウイスキー仙台工場見学も観光スポットとしては外す事はできませんね。
工場内には試飲できるゲストルームの他に、お土産なども購入できるコーナーもあるので十分楽しめる物と思われます。
以上、ニッカウヰスキー仙台工場へのアクセス方法と試飲できる時間、また予約の有無などについての解説でした。
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