雨の中の紫陽花は一段と美しく見えるものですね。毎年、きれいな紫陽花の花を咲かせるには植え替えが必要になりますね。
しかし、紫陽花の植え替えに最適な時期はあるのでしょうか。ここでは、紫陽花の植え替えの最適な時期とその際の鉢の選び方のポイントや紫陽花と寄せ植えするのに相性の良い植物をご紹介します。
紫陽花を植え替える時期は?
紫陽花の植え替えをするのに良い時期は、花が咲く前の3~4月か、花が咲き終わった後の7月下旬~11月頃です。
植え替えをするとどうしても根っこが傷ついてしまいますよね。花が咲き終わったころから次の年の花が咲く前の時期は根っこがあまり伸びない休眠期と呼ばれ、この時期は根っこが多少傷ついても株の成長自体にはあまり影響はないので大丈夫!安心して植え替えをしてください。
でも、紫陽花の花が咲いている時期は花を咲かせる方に栄養が取られてしまって、植え替えた後に根っこが回復しにくくなるので植え替えはオススメしません。また、暑すぎたり寒すぎたりする時期は紫陽花の株自体が弱りやすいので、そんな時期に植え替えをして根っこが傷つくと根っこがなかなか回復せずに枯れてしまうこともあるので要注意です!
ただし、鉢植えで4・5年育てているならもしかしたら根詰まりを起こしてるかもしれません。もし、お水もしっかりあげているのに紫陽花に元気がなかったら根詰まりを起こしているサインなので、早めに植え替えをしてあげてくださいね。
紫陽花を植え替える鉢の選び方は?
紫陽花は根っこの成長が早い植物なので、植え替えをする時には1号大きな鉢を選ぶのが基本!
この先何年か植え替えをしなくてもいいようにともっと大きな鉢を選んだら、せっかくここまで育てた紫陽花が根崩れや根腐れを起こして枯れてしまうこともあるので、面倒がらずに毎年1号ずつ大きな鉢に植え替えをしていくことをオススメします。それと、紫陽花の根っこは横に広がって成長していくので、横に広い植木鉢だともっとオススメです!
鉢の素材はそれぞれに特徴がありますよね。プラスチックは軽くて扱いやすいけれど通気性が悪くて蒸れやすいのであまりオススメではありません。素焼きの植木鉢は重たいけれど通気性が良いのでおススメです!
ただし、排水性も良いのであなたの家の玄関の鉢を置く場所が乾燥しやすいのなら、陶磁器のような釉薬を使ってあって保水性の高い植木鉢が良いでしょう。
今使っている鉢がお気に入りだし、お金もかかるので新しい鉢を買うのはちょっと…っていう場合は、今まで使っている鉢でも大丈夫。でも、4・5年育てていたら根っこが伸びすぎていると思うので少し根っこを切り落としてください。そして、土の中の栄養が少なくなっているので土は新しいものを用意してくださいね。
でもお財布と相談したりもしないといけないでしょうし、扱いやすさも鉢を選ぶときに大切なポイントですよね。どの鉢でもきちんとお世話をすれば十分育つので、今回のそれぞれの植木鉢の特徴が鉢選びの参考になればいいなと思います。
紫陽花との寄せ植えに相性が良い植物は?
紫陽花だけで楽しむのもいいけど、どうせ植え替えるなら寄せ植えも良いですよね~。でも、あなたが寄せ植えしようと考えている植物が紫陽花と一緒に寄せ植えをしても良いものかどうかもう一度確認した方が良いかも。植物にも相性があって、育ちやすい環境が似たものじゃないとお世話が大変だし、枯れてしまうこともあります。
紫陽花は、1日の半分は日陰になる半日蔭の場所が好きで、水も大好き。乾燥すると育ちにくくなるので水やりをする時には水をたっぷりあげて育てますよね。そんな紫陽花と同じような環境が好きな植物が寄せ植えにオススメです!
紫陽花はお花が大きくて華やかなので葉物の植物を合わせても綺麗ですけど、お花を楽しむ植物ならお花の咲く時期が紫陽花と同じものが良いですよね!
そこでオススメの植物は、お花が咲くものならオンファロデス・インパチェンス・ベゴニア・ギボウシ・ゲラニウムなどで、葉物ならシダ・アジアンタム・ヒューケラなど。参考にして綺麗な寄せ植えを作ってみてくださいね!
まとめ
紫陽花の植え替えに最適な時期は一年に2回
- 花が咲く前の3~4月
- 花が咲き終わった後の7月下旬~11月
紫陽花の植え替えの鉢の選び方
- 1号大きな鉢を選ぶ
紫陽花との寄せ植えに相性が良い植物
- オンファロデス
- インパチェンス
- ベゴニア
- ギボウシ
- ゲラニウム
- シダ
- アジアンタム
- ヒューケラ
紫陽花の植え替えについてご紹介しました。梅雨の時期にきれいに花を咲かせる紫陽花は雨に良く似合います。
毎年、きれいな紫陽花を楽しむためにも定期的に植え替えをやっておきましょう。鬱陶しい長雨でも紫陽花を見ると癒されますね。
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