毎年11月を過ぎてしばらくすると、街中でクリスマスソングが聞こえてきますね。
子供も大人も誰もが大好きなクリスマス。
日本ではすっかり定着している行事です。
知らない方はいないくらいのクリスマスですが、なぜクリスマスツリーを飾るのかご存知ですか。
というわけで、皆様のご存じないクリスマスツリーの飾り付けの意味は?時期は?仕方をお伝えいたしましょう。
クリスマスにツリーに飾り付けをする意味は?
クリスマスはご存知の通り、イエス・キリストの生誕を祝う日のことです。
皆様の家にも、きっとクリスマスツリーがあることでしょう。
毎年、お子様と一緒に飾り付けをされているご家庭も多いのではありませんか。
そのクリスマスツリーに使用される木は、もみの木です。
クリスマスツリーを飾る由来は17世紀のドイツからきています。
冬でも青々と葉がついていて、葉が落ちないもみの木は、永遠の生命を象徴していると言われています。
またもみの木はアダムとイブのお話に出てくる、知恵の実を持つ禁断のリンゴの木でもあるそうです。
またその木は、横から見て、頂点がキリストを表し、下の角は人間と精霊を表しているとされています。
また、飾られるオーナメントにもひとつひとつ意味が込められています。
リンゴは禁断の木の実であり、星は希望の星、ベルはキリスト誕生の知らせをしたものです。
リースには永遠の意味があり、ヒイラギには十字架につけられたキリストの冠からきています。
また杖の形をしたキャンディーケーンは神が人を導くための杖であり、イルミネーションはロウソクを意味していると言われています。
毎年飾っていたオーナメントには、このような意味があったのですね。
クリスマスツリーの飾り付けをする時期は?
さて、皆様のご家庭ではいつ頃、クリスマスツリーを飾り始めますか。
欧米を例にしてみると、クリスマスの準備期間と言われる、待降節(たいこうせつ)を基準にしていることが多いようです。
これは毎年、11月30日に一番近い日曜日から準備を始めるそうです。
ちなみに片付けは、翌年の1月7日に片付けるのが一般的だそうです。
この日はキリストの顕現を記念する祝日(1月6日)の次の日だからです。
日本では、お正月があるので翌年まで飾り付けをしませんが、飾り付け始めは参考にしてみてもいいかもしれません。
これなら毎年、飾り付けを楽しみにしているお子様と飾る日を決めることもできますね。
お子様はきっと飾り付けの日をわくわくしながら待つことでしょう。
クリスマスツリーの飾り付けの仕方は?
皆様のご家庭のクリスマスツリーは、どのようなツリーでしょうか。
イミテーションであれば、軽くて形が整っていて飾り付けしやすいところがいいですね。
また今年は生木のもみの木を購入される方もいらっしゃるでしょう。
生木なら、それだけでも十分なくらいです。
存在感があり、クリスマスの雰囲気がかなり上がりますね。
では、それらのクリスマスツリーに素敵な飾り付けをしていきましょう。
まずは一番最初に取り付けるのは電飾です。
つぎにオーナメントの中でも、大きめなものを均等に飾り付けをして下さい。
そして、その間に他のオーナメントを均等に飾りましょう。
最後はモールやリボンをバランスよく飾り付ければ出来上がりです。
飾り付けの途中は、何度か離れて見て下さい。
そばで見るより全体を見ることが出来るのでバランスよく仕上がります。
そして電飾のスイッチを入れたら、すっかりクリスマスですね。
まとめ
クリスマスツリーに飾り付けをする意味は、それぞれの飾り一つ一つに意味があります。
もみの木・・・永遠の生命を象徴。頂点がキリストで、下の角は人間と精霊を表す。
リンゴ・・・禁断の木の実
星・・・希望の星
ベル・・・キリスト誕生の知らせ
リース・・・永遠
ヒイラギ・・・十字架につけられたキリストの冠
杖の形をしたキャンディーケーン・・・神が人を導くための杖
イルミネーション・・・ロウソク
クリスマスツリーの飾り付けの時期は、待降節(たいこうせつ)を基準にしていて11月30日に一番近い日曜日から準備を始めます。
そして、クリスマスツリーは、翌年の1月7日に片付けるのが一般的です。
クリスマスツリーの飾り付けの仕方は、電飾を一番最初に飾り、次にオーナメントの大きいものから順に飾ります。
最後にリボンやモールを全体のバランスを見ながら飾り付けていきます。
飾り付けたオーナメントを見ながら、先程のひとつひとつの意味を思い出してお子様と眺めて下さい。
クリスマスツリーの飾り付けの意味がわかると、いつもより飾り付けも新鮮な感じがしますね。
もみの木にいろいろなオーナメントを飾るということは、永遠の生命であるもみの木に、祈りや願いを込めるということです。
どうぞ、皆様も綺麗なクリスマスツリーに願いを込めて、素敵なクリスマスをお過ごし下さい。
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