始めて迎える初盆。
何もわからないことばかりの初盆は準備が大変ですよね。
宗教や地域によってしきたりが違っていたり、また、その家の風習によっても違ってくることもあります。
近いご身内の方やご長老様に尋ねるのが一番なのでしょうが、
ここでは、一般的な初盆を迎えるにあたって 案内状を送るのか?参考になる例文、お返しについて調べてみました。
初盆の案内状は送る?送らない?
初盆の案内状は送らないのが 一般的のようです。
初盆は亡くなられた方の霊が始めて家に帰ってくると云われ、いつもより丁寧にお迎えをします。
初盆の所は お参りのお客様も多くいろんな準備があります。
しかし、お参りに来られる方は案内状が届かなくてもお盆になると お参りに来られます。
わざわざ、案内状を送らなくてもいいですね。
お参りしたい。という 相手方の気持ちでお参りに来られるので、案内状が届かないから行けない。
なんてことは思われないでしょう。
しかし、会食など 前もって人数を把握しなければいけない時は 出欠の確認ができる方がいいですよね。
電話で連絡を取り合うところが多いですが、案内状を出して出欠の確認をお願いしてもいいですね。
私の母の初盆の時は、母の兄弟、父の兄弟、子供家族が集まり、会食しました。
この時は、電話でみんなが集まる日時を確認しあって初盆を迎えました。
その他の、母や父の知人はお盆近くに それぞれお参りしていただきました。
初盆の案内状の例文は?
会食の準備などの都合上、初盆の案内状を送ったほうが良い場合
どのような文面にすれば良いのでしょうか?
例文をご紹介します。
拝啓
暑さも厳しい折ですが、皆様方には益々の御健勝のこととお慶び申し上げます。
さて、来る8月◯◯日に亡き◯◯◯◯の 初盆法要を営むことになりました。
暑い中誠に恐縮ではございますが、ご参列頂ますようご案内申し上げます。
敬具
記
平成◯◯年◯月◯日 午前◯◯時より
場所 ◯◯
尚、その後粗餐をご用意致しております。
平成◯◯年◯月◯日
住所 ◯◯◯
電話 ◯◯ー◯◯◯◯ー◯◯◯◯
氏名 ◯◯ ◯◯
※お手数ですがご都合のほどを◯月◯日までにご一報下さい。
このような文面で、出欠の返事を頂きたい場合は往復はがきで送るほうがいいですね。
初盆のお返しは準備する?
初盆の時は 沢山の方がお参りに来られます。
ですので、前もってお返しの準備をしておくのが良いでしょう。
初盆のご仏前やお供え物のお返しは 半返し、又は3分の1程度でいいでしょう。
一般的に 1000円~2000円程度の日用消耗品などをご用意されているところが多いですね。
夏場なので、そうめんも多くみられますね。
その他、タオルや海苔もいいですね。
まとめ
初盆の案内状は 送らないのが一般的ですね。
但し、会食の場を用意されるのであれば 出席して頂く人数の把握をしないといけませんので
案内状を出して出欠の有無を前もって確認されるといいでしょう。
その際、往復はがきで送るといいですね。
初盆には お参りに来られる方も多いです。
お参りのお客様へのお返しも準備しておくといいでしょう。
一般的に 1000円~2000円くらいの日用消耗品などが多くみられます。
初盆は故人がはじめて自宅に帰って来る日です。
家族親戚みんなで 故人をお迎えしてあげると喜んでもらえるのではないでしょうか。
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