2歳児はちょうどイヤイヤ期が始まる頃ですよね。私の娘もちょうどそのくらいの時期にお菓子ばかり食べて、ご飯はほとんど食べない状態でした。子供がいる方なら1度くらいは経験した方が多いのではないでしょうか?
私も一児の母なので、こどもの食に対しての不安な気持ち痛いほど分かります。2歳児がお菓子しか食べなくご飯を食べないことにイライラする気持ちやこんな食べムラがある子供はちゃんと育つのか心配されていると思いますが、そんなお母さんのアドバイスになれば幸いです。
2歳の子供がお菓子しか食べない
1歳半を過ぎると離乳食が終わり、徐々に完全食に移行する時期でもあります。味覚も発達し、色々な味を覚えることができます。同時に知能レベルもあがるので、食べ物を選り好みするようにもなります。
知能レベルがあがったとはいえ、心も体も未熟なため生活環境のちょっとした変化に、敏感に反応して食欲が変わることがあります。気に入ったお菓子があると、そればかり食べる時期ってありませんか?うちの子は、ボーロが大好きでご飯そっちのけで食べていました。
やはり親の目線から見れば『お菓子ばかり食べさせていたらいけない、栄養が偏る』『好きな物ばかり食べさせていては、わがままになる』など考えてしまいますよね。
おやつの種類にもよりますが、やはり早い段階でお菓子を多く与えるという事は虫歯などの早期リスクも早めてしまう可能性もあります。しかし、2歳くらいだと間食も大切になってくるのも事実です。だからといってお菓子しか食べないと、偏った栄養しか取れず、親としては心配な気持ちが大きいですよね。
私もこどもの食に対しての悩みは常にありました。では、なぜお菓子しか食べないのか?さらに、どのような対策が良いか?考えました。もしかしたら、お菓子でお腹いっぱいになっているかもしれませんよね。
また、おやつの時間や量は決めていますか?まずは1日に与える量と時間を決める事です。対策として、例えばご飯を食べてからおやつを与えたりそれ以外はお菓子を与えないことにしてみましょう。
おやつをご褒美や特別な物として認識させ、ご飯の方が優先であることを身につけることも良いのかもしれません。
あとは、食べ物、食べる事への興味、関心を深める事。2歳ならば、簡単なお手伝いができるようになります。ママと一緒にご飯を作った、自分で一生懸命お手伝いをして作ったご飯は子供にしたら美味しくないはずがありません!何かしらの変化が現れるかもです。
どうしても、お菓子の方に気が行ってしまった時は可哀想だからあげるではなく仮に泣いてもしばらく様子を見るのも手です。こんなに泣いているのにお菓子をくれない=このまま泣いてもお菓子は出てこないと子供は子供なりに認識していくはずです。
きっと子供達1人1人に合った解決法があるはずです、焦らずゆっくり探していきましょう。
2歳の子供がご飯を食べないのでイライラしてしまう
こどもがお菓子しか食べなくてご飯を食べてくれないと、思わず感情的になってしまいます。「体の発育に影響ないか」「このままお菓子しか食べない大人に育ったらどうしよう」など神経質にもなりますよね。子供がご飯を食べてくれない事にイライラしてしまう事は少なからずあります。
イライラするということは、それだけお子さんに向き合って、真面目に子育てしている証拠です。ご飯を食べてくれない現状を見ると心配になるし、先が見えないと不安にもなります。
知っていますか?親の感情(特に母親の)は必ずこどもに伝わります。親がイライラしていると、こどももイライラします。これは私も経験済みです。
仕事で嫌なことがあり、イライラを外で消化できず、家に持ち帰ったとき、こどもは何かを感じとっていました。顔は笑顔なのに、抱っこしたら全力で嫌がられました。ママ怖い、なんか変と…。些細な心の変化もこどもには分かるのです。
ですが、これはあくまで大人の事情であり、子供達に罪はありません。では、対策としてどの様にしていけば良いのか?親が心がけるポイントをおさえながら紹介していきますね。
私自身は、イライラをなくすというよりは、イライラを上手にコントロールしてストレスを溜めない様にしたり、軽減させるという事を実戦しました。やはり、人間ですのでイライラを0にするのは不可能でした。
その為に必要なのは、自分自身が現在どのくらいのストレスを溜めているかに気がつくこどです。そこに気がつけば自ずと自分をコントロールする方法を見つけられるかもしれません。
一例ではありますが、旦那さん、両親、ママ友や信頼できる第3者に話を聞いてもらったり、協力をお願いする。また、時間を見つけて自分の趣味に没頭するのも良いでしょう。
その他、手抜きを上手に活用するなどの方法を試してみたら変わるかもしれませんよ。
親が笑顔だと、こどもも笑顔になれます。「ご飯を食べさせないと」と焦る気持ちも分かりますが、一度、深呼吸して気持ちを落ち着かせてみてください。難しいかもしれませんが、気持ちにゆとりを持つと考え方も変わりますし、こどもに対しての接し方も変わります。
思い切って「食べれる物は何でもいいから食べさせる」ぐらいの割り切りがあると、心にゆとりができるのではないでしょうか。
2歳の子供にこんな食べムラがあって大丈夫?
子供達の食べむらが親達の間で話題になることも多く、親としては、やはりバランス良く食べてもらいたいと願うのが普通ですよね。でも、2歳くらいの子供に食べムラは多く良く聞く話です。
私が実際に聞いたお話を紹介します。当時3歳だった私の娘も食べむらがひどかったのです。そこで、ある時に幼児教育の専門家の先生とお話させて頂く機会があり相談にのってもらいました。
すると先生は「親御さんはやはり心配なされますよね?でも、全く心配いりませよ」という答えが返ってきました。1歳〜3歳くらいまでの子供達に食べむらなんて当たり前!
今までは、赤ちゃんとしてママ達の要求を聞いていましたが、体だけではなく、脳も一緒に成長しているので我慢や抑制ができない時にイヤッという感情が出るのは自然なことです。むしろ、それは立派な成長なんです。と回答されました。
今後どうしたらちゃんとご飯を食べるかと尋ねると「保育園などの集団生活を行なっているうちに周りのみんなとの協調性が生まれ自然と食事もきちんと取る様になります。」というお話でした。
確かに現在では私の娘も保育園での集団生活の中でみんなと同じ事をする、みんなと同じ物を食べるという事が出来るようになりました。
私も当時同じ悩みを抱えていて、育児書を読み、同じ境遇や悩みを抱えている人の相談サイトを覗いて、色々と勉強したりもしました。しかし、結果的に「子育てには正解がはないこと」、「個人差があること」に気づかされました。
2歳児は極端な偏食になることがある時期です。しかし、ずっと続くわけではありません。期間限定です。お菓子には目もくれず、しっかりモリモリご飯を食べる子もいます。反対に、お菓子しか食べない子もいます。 個人差があるので、あまり深刻に考えず、しばらく見守ってあげましょう。
偏食で、栄養不足ではないかと心配だとは思いますが、体重が著しく落ちたわけではないですよね。人間の体は基本的に、自分自身を痛めつけないようにできているそうです。
私の子も偏食時期はありましたが、時期が過ぎると、今までの偏食は何だったの?というぐらい、ご飯をたくさん食べるようになりました。現在は身長・体重ともに大きくなり、たくましく育っています。こどもの成長は早いですね。
まとめ
2歳の子供がお菓子しか食べなく、ご飯をたべてくれないと親はかなり心配になりますが、子供は私達大人が思うほどか弱いわけではなく、素晴らしいスピードで成長をしていると私は感じています。
大丈夫です、こどもは食べムラがあってもちゃんと育ちます。悩んでしまうこともあると思いますが、偏食時期を期間限定だと思って、頑張ってくださいね。参考になれば幸いです。
次に訪れるであろう野菜嫌いな子供への対策は次の記事が参考になりますよ。是非、読んでみてくださいね。
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